御門和人（みかどかずと）は日本有数の資産家、御門家の跡取である。
彼は幼い頃から帝王学を学び、人の上に立つ人間だと自覚していたが、そのために冷酷な性格になってしまっていた。

金で何でも手に入れてしまう為日々の生活に飽きており、そんな中で見かけた城宮椛（しろみやもみじ）に興味を抱く。といってもどんな状況も諦め、受け入れてしまう椛の性格は憎悪の対象でしかなかった。
そして、ある日を境に椛は御門家でメイドとして働くことになる。
なぜなら、両親を失い、その後養ってもらっていた親戚夫婦は椛を御門家でメイドとして働かせる話を勝手に進めてしまった為だった。
そして和人と椛の２人のストーリーはここから始まっていく。

椛が屋敷へメイドとしてやってきた初日に和人は椛を自室に呼び出し、関係を迫っていくが、椛はいつもの諦めの表情でその状況を最初は受け入れようとした。
しかし未発達な体つきとは裏腹に非常に感じやすい身体で和人の愛撫に反応していくのだった。
その日からも自分の意志というものが感じられない椛に対し、和人はその憎悪を関係を迫ることでぶつけていくことになる。

御門家に来てからというもの、和人に毎日のように抱かれイヤがっていた椛だったが、身体は徐々に快楽に目覚めていく。

今日も学園内の更衣室で情事にふける和人と椛。
しかしそれを綾音は影から見ていた。
ある日、和人を体育館倉庫に呼び出した綾音は、和人に好きだと告白をする。
しかし和人は取り合おうとせず帰ろうとした時、綾音は和人と椛の「情事」の写真で脅迫する。
それを見た和人は脅迫する綾音を押し倒し、逆に綾音を脅し処女を奪う。

真理もまた、和人の手によって快楽へと堕ちていってしまう・・・そして椛が望んだ結末は・・・.

御門家に引き取られ、毎日のように和人に抱かれる椛そして、メイドの静流・真理も和人の欲望に取りこまれていく。
そんな日々のなか、椛と同じ学園に通う藤代綾音が新たなメイドとして、御門家に加わった。

和人に好意をもち、そのことを隠さずアプローチする綾音。自分の想い・気持ちを和人にぶつける姿をみて、椛の中に今までに無い感情が芽生える。

嫉妬とも違う、憧れとも違う、決して恋いとは言えない気持ち・・・和人と椛、二人の関係は少しづつ変わりはじめていた。

病院にて検査を行う為、その日は不在の椛。和人は口にこそ出さないが、椛のいない間は不機嫌ながらも真理や綾音を相手にしていた。
そして翌日、椛が戻ると和人はお仕置きとばかりハンバーガーショップやゲームセンターにて椛を責め立てる。

それでも無表情・無反応な椛・・・「俺の前でその表情はやめろ！」和人は怒りだし、椛を拘束し、ロウソクを使い椛をいじめていく・・・

そんな椛を慰め、傷の手当てをする静流。
「椛ちゃんのいない間、和人様はかなり機嫌が悪かったのよ。」と語りかける。その言葉を聞いた椛は、徐々に和人に心を開き始めていく・・・