「遺作 Respect」 〜Isaku Respect〜

【ブログ内記事】
「遺作」シリーズ
「遺作」        /  「遺作 Respect」    
  

「遺作 Respect」 第1幕 恥辱の牢獄

「浅川琴未」

「何かが起こりそうな予感がした夏......どんなステキなコトだろうってひとりでドキドキしていたわ......」
蒸し暑い夏の夜。老朽化した木造の廃校舎に女の悲痛な叫びが響き渡っていた。

女の名は、榊美由紀。クールで理知的な学園でも有名な美女の一人だ。
美由紀は二人の男に犯されていた。一人は裸に剥かれた青年、小暮健太。だが健太はむしろいやがっている風で、寝そべる彼の股間に無理矢理美由紀が跨らされているようだ。ならばもう一人の男は――無精髭の目立つ口元に歪んだ笑みを浮かべた醜悪な中年男、その名を伊頭遺作。彼こそがすべての首謀者だった。

そして、苦悶する美由紀の中でついに果ててしまう健太を涙ながらに見つめる女が一人。名は、浅川琴未。プリンセスと騒がれ、男子生徒の憧れを一身に集める学園きっての美女だ。

琴未の心は絶望のどん底にあった。
健太に抱いてきた淡い恋心も、いつか出会う王子様のためにという子供じみた想いを抱いていた乙女の純潔もすべて奪われてしまったのだ。あの男、遺作に。
まるでボタンの掛け違いを探すかの如く琴未の心は事件の発端へと戻っていく。

健太たちに誘われて行った市民プールでの明美との互いの恋の話。プールの更衣室で出くわした美由紀との健太をめぐる恋のさやあて。そして、遺作の恐怖を強く意識するきっかけになった、階段でスカートを覗かれた時の顛末。
すべてが今日、この惨劇への伏線だったとは......

何も気がつかぬまま、琴未は恥辱の牢獄への扉を開けてしまったのだ。

「榊美由紀」

トイレで放尿していた一瞬の心の隙をつかれて、美由紀は遺作の虜となった。遺作の腕の中にはナイフで脅され、青ざめた琴未の姿もあった。

「それが、わたしたち二人にとって羞恥と絶望の長い夜の始まりだったわ......」
美由紀は琴未に苦い想いを抱き続けてきた。いくらあがいても手の届かない所にいる学園のプリンセス――同じ女としても、同じ相手に想いを寄せる恋のライバルとしても。
そんな美由紀の想いを知ってか知らずか常に茶々を入れたがる妹の存在。
今とは違う環境に囲まれていたあの頃、今よりは自分の心に素直でいられたあの頃。もう帰るコトはない、いや、帰れないあの頃。

妹の突然の死。すべてがその事件をきっかけに変わってしまった。そして、その舞台となった廃校舎で自分もまた悲劇のヒロインになろうとしていたのだ。
遺作はナイフで美由紀を牽制しながら自分たちの見ている前での放尿を迫った。美由紀は必死に拒んだ。だが......。
そんな姿を一番見せたくはなかった相手、琴未が見つめる前で美由紀はナイフの恐怖に失禁し、小便を激しく迸らせたのだった。

「遺作 Respect」 第2幕 牝の芳香

老朽化した木造の廃校舎に響きわたる声。
肢体は快感の波に溺れながらも、消えることのなかったプライド。

密室で行われる淫宴は、次第に熱を帯びていく。
そして、気がつけば、奴隷に堕ちていた。
遺作の手に堕ちた牝(おんな)達には女としてのプライドは、すでに存在せず、快楽を求める肢体は、本能のままに淫らに蠢く。

もう学園のプリンセスは、存在しない...。

「遺作 Respect」 第3幕 快楽の果て

醜悪な用務員の罠に落ちた 美囚えものたち

性奴隷と化してしまった学園の生贄たちの赤い悲鳴が校内に響き渡る!

至極の美女の羞恥のすべてを心ゆくまで味わい尽くす恥辱のステージ、遂にクライマックス!!

悪夢はココからハジマル......アナタはドコからハ・イ・ル?

 



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