父の残した遺産。それは椿屋敷だった・・・。

父の死によって顕嗣（あきつぐ）は、5年ぶりに屋敷に呼び戻される。

父は、日本屈指の大財閥会社の会長であり、顕嗣はその跡取りであったが、ある出来事以来、父を嫌い家を出て外国で事業を起こしていた。
日本のことは「捨て去った過去」でしかないと、遺産など全く興味がなかったが、処分のためしばらく椿屋敷に滞在することになった。

しかし、その夜、顕嗣はある遺産を相続することになる・・・時を同じくして屋敷内で殺人事件が起こった。

誰がいったい？何のために・・・
やがて館の夜を恐怖が支配していった・・・。

●原作：ミンク「椿色のプリジオーネ」　●企画：金木怪男　●プロデューサー：太田俊秀　●絵コンテ：島津奔　●●作画監督：橋本英樹　●監督・脚本：藤本ジ朗